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4月Professional Womanスピーカーイベントレポート 小安美和氏

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4月Professional Womanスピーカーイベントレポート 小安美和氏


4月のProfessional Womanスピーカーイベントは、元日経新聞、リクルートジョブズ執行役員、Will Lab代表の小安美和さんの講演です。

キラキラ経歴のすごい人だと思っていると、冒頭から「しくじり先生だと思ってください」と、歯に衣着せぬトークをしてくださり、一気に引き込まれました。
さらにすごかったのは、講演のあとの、ワークショップです。
自分と深く深く、向き合うワーク。本気でやったら、人生変わりそうだと思いました。

(*以下、小安さんのお話より抜粋)

私は偉くなりたいわけじゃない。

女性の多くが「リーダーになりたいと思っていない」のは、日本特有の課題です。海外では「リーダーになりたいけどなれない」のが課題。私も、部長や課長にはなりたくないと言っていました。

女性のリーダー向け講演会に派遣された時も、「私は偉くなりたいわけじゃない」と思っていました。仕事の30年後のビジョンよりも私は自分が子供を持つかどうかの方が、重要な問題だったからです。

 

自分はどうしたいのかを考える一泊二日の一人合宿

40歳の時、会社の30年ビジョンの前に、自分の30年ビジョンを描こうと思いました。女性は夫や子供や親、いろんな要素があって、自分がこうありたいということを素直に描きにくいものです。でも、「ほんとはどうしたいの?」ということを考えてみるのがおすすめです。

私はホテルに缶詰めで私が人生をかけて実現したいことは何かを考え、「MY VISION」としてパワーポイントにまとめました。これは、今も迷うと立ち返る、自分のバイブルになっています。

 

ビジョンを、中長期の時間軸に落とし込む。

ビジョンを書いた後は、それを実現させるために、中長期のマイルストーンを考えて書いていきました。ポイントは、「キャリア」と「ライフ」に分けて、とにかく書き出すこと。
実現するのが難しく思えることも、どんな時間軸、どんな優先順位で実現するのかを描いてみると、長い視野でキャリアを考え、チャレンジできるようになりました。

 

リーダーとして、苦しんだこと。

リーダーはなりたくないと思っていましたが、なってよかったと思いました。一人でできないことも、メンバーがいるとできることがたくさんあったからです。

一方で、リーダーとして苦しんだこともありました。男性リーダーの背中を見ても同じようには働けないと思ったこと、そして自分の発言が「女性」代表の発言としてとらえられるのではないかと気にしてしまうこと。女性リーダーが30%以下のマイノリティだと、発言が「小安の」ではなく「女性の」ととらえられるのでは?と思い、自由に発言することが困難でした。

 

世界最先端の「女性リーダー育成」とは?

会社を辞めた後、スイス・ローザンヌにあるビジネススクールIMD、キンカ・トーゲル教授が主宰する「Strategies for Leadership(SL)」に参加しました。そこでは、「オーセンティック・リーダーシップ」について学びました。「オーセンティック」とは、真正の、まがいものではないという意味です。

メンバー同士で自己開示し、相互フィードバックしながら、自己を深く知り、ありたい姿を描く。終了後も近況をシェアし、仲間からの「いいね!」は前に進む原動力になっています。

 

“自分らしい‘’リーダーシップのために大切なこと

自分の人生を中長期で自分でリードするために重要なことは次の三つです。
  ① Self Awareness (深い自己開示)
  ② Will&Vision   (ありたい姿の明確化)
  ③ Network    (励まし合う、切磋琢磨する仲間)

自分の一人合宿で長期ビジョンを作った私は、「一人ひとりがWill(ありたい)を軸に自立的に生きていける世の中に」ということをビジョンに「株式会社Will Lab」を設立しました。企業自治体のコンサルや、個人向けのワークショップ、グローバルの女性自立支援を行っています。

またアジアの女性起業家を日本の女性が支援するプログラムも行っています。

参加者募集中なので、興味がありましたらGlobal Women Impactors(https://goo.gl/forms/EHp2VJlw5KzPeteV2)で調べてみてください。

5年度10年後は、見える風景が変わっている。

中長期の自己戦略を立てるためには、環境変化・マクロの動きを抑えることが不可欠です。この先、人口が減ること、働く人口も減ることは覚えておいてください。一人当たりの所得も下がります。それらを踏まて、自己戦略を立てていきます。

過去から自分のことを分析し、未来を中長期で考え、現在自分がありたい姿を言語化する。考え続けることが、大事です。

 


ワークショップ~自分のありたい姿を明確にするワーク~

用意するもの :2色の付箋、白紙、ペン

ワーク① 中長期でありたい姿をイメージしてみる
  ライフとキャリアで実現したいこと、思いつくことを付箋に書き出してみる

ワーク② ライフ&キャリア年表
  ライフとキャリアで実現したいことを書いた付箋を年表に貼ってみる

ワーク③ WILLの言語化
  私のありたい姿を一言で宣言してみる

 

女性は、思っている以上に焦っています。これからの女性のキャリアは、短距離走ではなく長距離走です。息切れしないように、少し先に未来を見据え、ありたい姿からキャリアを考えてみましょう。
そして、このワークを自分ひとりだけでなく、周りの人とやってみてください。仲間や家族、周りの人にシェアすることで、成功の確率は上がります。

人生100年あるとしたら、みなさんのWillは何ですか?

 


(*以上、小安さんのお話より抜粋)

あっという間の小安さんのご講演とワークショップでした。
ご講演を聞きながらずっと疑問だったことがあります。それは、
「どうして小安さんは、リーダーになりたくないにも関わらず、執行役員にまでなれたのか?」ということです。

これだけ上の役職にまで上がられたということは、他の人よりもかなり成果を出して、評価をされたということに他なりません。リーダーにはなろうと思ってもなれるものではありません。小安さんの仕事術って、何だったんだろう?終盤で、そのことについても話をしてくださいました。

「私はこうしたい、を言い続けてきました。」
上司からどうしたいんだ、と聞かれたら言ってみる。やりたいって、言ってみる。
いつも、自分がどうしたいかを言い続けてきたからこそ、求める仕事もアサインしてもらえたそうです。

LEAN IN、踏み出す一歩。私も、「私はこうしたい」を口に出してみようと思います。

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