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11月Professional Woman ゲストスピーカーイベント (サイバーエージェント 上村氏)

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11月Professional Woman ゲストスピーカーイベント (サイバーエージェント 上村氏)


11月 Professional Woman ゲストスピーカーイベント

株式会社サイバーエージェント 全社広報室シニアマネージャー

上村嗣美氏

やりたいこと」を組織で実現する秘訣

今月のLean In Tokyoのゲストスピーカーイベントは、11月6日、渋谷の道玄坂にある株式会社サイバーエージェント東京オフィスで開催。今回は、サイバーエージェントの上村嗣美さんに登壇いただき、「自分がやりたいことを組織で実現する秘訣」についてお話を伺った。上村さんは、サイバーエージェントがまだベンチャー企業だった時に、新卒一期生として入社。その後、社員数120倍売上高750倍という怒濤の快進撃を遂げる組織の中で、広報の責任者として第一線でご活躍され、経営陣と共に組織を成長させてきた。2歳のお子様の子育てをしながら、広報責任者として活躍する上村さんの、「組織でやりたいことを実現する秘訣」を3つ紹介しよう。

※以下、上村さんのお話より抜粋

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「回り道ほど、実は近道。」

まず大切なのは、目の前の仕事に一生懸命取り組むこと。

業界の成長性と働いている人の魅力に惹かれて、新卒で当時は無名だったサイバーエージェントに入社された上村さん。当初は希望していた広報の仕事にはつけず、経理の業務を担当したそう。半年がたった頃、社長の藤田氏に直々に声をかけられ、社長秘書になることに。しかし、当時はまだ若くて、秘書という仕事に価値を見出すことが難しかった。同期は営業で数字を出すなど目に見える成果をあげている中、周りと比べて劣等感を感じる日々。転職を本気で考えることもあった。その時に、思いとどまれたのは、まだ自分が「やりたいこと」を叶えるために、何も行動していないという現実に目を向けられたから。そこで、秘書という仕事を理解するためにも本を読んだり、他社の秘書の方にお話を伺うなど行動に移していった。そして、社長の取材に同行したり、社長秘書として経営陣とのコミュニケーションを密にとっていったことが、自社の理念や経営への理解を深め、後々の広報の仕事に役立つことになった。その経験からわかった事は、一見遠回りに見えても、それが結果やりたいことをやる上で役立つということ。目の前の仕事に真摯に向き合い、知見と信頼を獲得していったことが自分がやりたかった広報の仕事への近道になった。

 

「ロールモデルはあえて作らない。オリジナルな存在を目指す。」

やりたいことを実現するために、ロールモデルはマストではない。

上村さんが30歳前後で考えたことの一つに、ロールモデルがある。

目指す人がいるのは悪い事ではないけれど、同時にその人以上にはなれないという可能性もある。また、そうなれなかったときに自分が苦しくなってしまう。10人いれば、10人それぞれ仕事や育児との向き合い方は違う。誰かになることを目指すのではなく、広報という立場で「ネット業界の広報と言えば上村」と言ってもらえるオリジナルな存在になろうと決意した。自分の強みを磨いて、会社に認めてもらえるレベルになることで、人生の転機に選択肢を作る事ができる。

そして、その考えは育児と仕事の両立に関しても同じ。「キャリアだって投資の一つ。仕事で回収していけばいい。」と決めて、育児や家事では人の手は遠慮なく頼むようにしているそう。

誰かのマネをするのではなく、自分のやり方を自分で決めていく。そのぶれない意志と決断が、やりたいことの実現に必要なのだ。

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「自分への信頼残高を作っていこう。」

上村さんが、社長秘書の頃から意識していることは、「スピード」、「正確さ」そして「誠実さ」。気配りを忘れずに、組織の中外での信頼関係をきちんと作ることが、自分の協力者を作ることにもつながる。広報の仕事も同じで、全ての仕事は前倒しで進め、結果にフォーカスすることで信頼を積み重ねてきたそう。でも出産後、時短勤務になり時間が限られる中、自分がプレイヤーとして働くより、チームで仕事をしたほうがもっと大きな成果が出せると感じ、管理職になることを決意。そこで、役に立ったのが今まで作り上げてきた信頼残高だった。おかげで、プロフェッショナル職から管理職への希望は、すんなり受け入れられた。組織の中で、自分の希望を通すためには、周囲の人たちにとって必要な存在になること。そのためには、毎日地道にコツコツと信頼という貯金を積んでいくことが大切だ。

今では、時短管理職として、メンバーが自走できる環境を作る事に力を注いでいる上村さん。特に、印象に残ったのは、上村さんの以下の一言。

「メンバーたちにも『○○だったらこの人』と言われるような強みをしっかりつけてもらいたい。だから、仕事のやり方を教えるのではなく、考え方を伝えるようにしている。女性であれば、いつか出産して仕事復帰するかもしれない。そのときに、会社に求められ、自分で選択できる存在になってほしいから。私自身も、自社だけでなく、市場的にいて自分がどういう立ち位置にいるのか常に意識するようにしている。」

組織の中にいると、見失いがちな自分の市場価値。でも、毎日少しずつでも自分の強みを洗い出す時間をとったり、信頼作りを意識するだけでも結果は違ってくるはず。皆さんも上村さんのようなオリジナルな存在を目指して、今日からできることを始めてみませんか。

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