50/50のパートナーになるための5つの方法

50/50のパートナーになるための5つの方法

Lean In Tips

いまだに、多くの家庭で、女性が家事と子育てのほとんどの部分を担っています。そして、たいていの場合夫のキャリアが妻のキャリアよりも優先されています。
本当のパートナーとして、夫婦関係を形成しましょう。家事の責任を分担しているカップルは、より充実した結婚生活を送ります――子供は、両親の対等な関係性を見て多くを得ます。

1.COMMUNICATE OPENLY : 正直に話し合おう

Did you know?(知ってましたか?):
女性は男性よりも多くの妨害を受けます。たとえ、あなたが人生において女性に協力的であったとしても、おそらく彼女たちが受け取るに値する持ち時間を、あなたは与えていないでしょう。
Situation(シチュエーション):
コミュニケーションは、人間関係においてとても重要なものです。意見の違いについて落ちついて話しあい、お互いの意見に耳を傾ければ、夫婦の絆はより強いものとなります。そして、これは家事や子育てを協力して行う時に、特に重要となります。
Solution(ソリューション):
キャリアと家庭についての目指すところをパートナーと話し合いましょう。相手が何を求めているかを注意深く聞き、自分が求めるものをはっきりと主張しましょう。そして、対話を続けていきましょう。まだ解決していない問題を話し合い、あなたのカレンダーとTO DOリスト(やる事リスト)を一緒に確認しましょう。もし、あなたのパートナーのやる事があまりにも多すぎたら、それについて彼女がどう思っていて、かつ自分に何が出来るかを聞いてみましょう。

2.MAKE DECISION AS A TEAM: 意思決定はチームとして行いましょう

Did you know?(知ってましたか?):
ハーバード大学ビジネススクールの卒業生を対象にした調査によると、ミレニアム世代の女性の内4分の3は自分のキャリアは少なくともパートナーのものと同じくらい重要になるだろうと考えているのに対し、ミレニアム世代の男性のうち半分の男性が、自分自身のキャリアが優先されるべきだと考えているそうです。
Situation(シチュエーション):
多くの女性が、パートナーのキャリアをサポートするために、自分のキャリアを犠牲にしています。そして、男性は未だに、女性が子育ての主要な部分をやるべきだと考えています。また、家庭で何かを決める際は夫のキャリアが優先されがちです。こういった傾向に流されるうちに、あなたが、夫婦として持ち得た機会を逃してしまう事になります。
Solution(ソリューション):
意思決定はチームとして行いましょう。両者にとって何がいいかを考え、お互いの何がトレードオフ関係にあるかをはっきりとさせましょう。意思決定の度に完璧な妥協点を探すのではなく、長期的に健全なバランスを築く事を目指しましょう。子供がいる場合は、子育てを共通の責任としてとらえましょう。

3. DO YOUR SHARE AT HOME: 家で自分の役目をしっかりこなしましょう

Did you know?(知ってましたか?):
夫が家事に参加をすると、妻はより幸せになり、夫婦の絆はより強くなります。結婚満足度が上がるだけではなく、セックスの回数も増えるのです――“家事プレイ(choreplay)”は本当です!
Situation(シチュエーション):
家事をしながら子育てをするのはとても大変な作業です――そして、いまだに女性がそのほとんどをこなしています。つまり、女性は家で必要なサポートを得られておらず、特にフルタイムで働く女性の場合は、パートナーが会社の仕事のみをこなす一方で、自分は結果的に2つのフルタイムの仕事をかけもっている事と同じ状態になります。未だかつて無いほど多くの女性が、一家の主なもしくは共同の稼ぎ手であるにもかかわらず、たった9%の共働き世帯のみが、子育て、家事、稼ぎを平等に分けていると答えています。
Solution(ソリューション):
本当のパートナーとして、家事と子育てに対する責任を考えましょう。自分に割り当てられた日々の雑務をしっかりこなし、必ず家事が両者間で平等に分けられるように心がけましょう。相手から頼まれるのを待つのではなく、シンクの中のお皿や洗濯ものの山が目に入ったら自ら動きましょう。

4. ENCOURAGE YOUR PARTNER TO LEAN IN: パートナーのリーンインを支えましょう

Did you know?(知ってましたか?):
交渉に失敗する事で、女性はお金を得る機会を逃しています。稼ぎ損ねたお金の額はキャリア全体を通して、数百ないし数千USドルにもなります。
Situation(シチュエーション):
男性は、自分が採用基準の60%を満たしてれば、その仕事に応募します。一方女性は、100%を満たせるようになるまで応募を先送りにしてしまいます。更に、女性は賃金交渉をする頻度が男性よりも少なく、たとえ交渉をしたとしても、男性よりも1/3低い金額を提示します。結果的に、女性は頻繁に機会や収入を失ってしまいます。かなりの確率で、このようなダイナミクスがあなたの妻のキャリア形成を妨げ、夫婦としてのあなたの収入を減らすのです。
Solution(ソリューション):
あなたのパートナーが様々な機会に挑戦する事を支援し、平等な量の家事を責任をもって行いましょう。彼女が雇用待遇の交渉をする機会があったら、交渉を行うように促し、交渉の場面での会話を想定した予行練習に付き合いましょう。

5. MODEL EQUALITY: 身をもって平等とは何かを示しましょう

Did you know?(知ってましたか?):
ハーバード大学の潜在的連合テスト(Implicit Association Test)を受けた人のうち、76%が躊躇なく男性をキャリアに、女性を家庭に連合していました。
こちらのリンクからIATテストを受けられます。→ leanin.org/IAT
Situation(シチュエーション):
私たちは、皆ジェンダー・ステレオタイプに縛られています。女性は優しく、協調性があることを期待される一方、男性は強く統率力がある事を求められます。結果として、女性が指揮を執り、男性が養育をする事に、私たちは不快感を覚えてしまいます。この事が全ての人にとって、自分らしくありづらい状況を作っているのです。
Solution(ソリューション):
あなたの周りの人々に、平等な関係とは何かを見せましょう。広い意味での男らしさとは何かを身をもって示し、あなたの妻の野心を褒めたたえましょう。もし、あなたに子供がいたら、娘には自分の意見を自由に話し、率先して物事に取り組む事を教え、息子には自分の気持ちに素直になり周りの人を気遣うように教えましょう。ジェンダーバイアス(性別に基づく偏見)に気づいたら、その事を指摘し、挑戦しましょう。あなたが時代遅れのステレオタイプを拒絶すれば、他の人もそれに倣うでしょう。

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